毎回イケフェス大阪に参加しています。今回は「大阪証券取引所」「大林組歴史館」「日建設計大阪オフィス」を中心にめぐりました。
イケフェス大阪2019とは?
「生きた建築ミュージアム大阪」(通称イケフェス)は毎年秋の週末に大阪の魅力的な建築を一斉に無料公開される日本最大の建築イベントです。
今年2019年の生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪は10/26-27の2日間です。26日土曜日に参加しました。以下、訪れた場所の備忘録です。
北浜・大阪証券取引所
ひとまず大阪証券取引所1階に設置されたブースでバッジを購入しました。
ひとまず大阪証券取引所でバッジをゲットなう#イケフェス大阪2019 pic.twitter.com/XQLm5vgcPH
— カノ (@kanotetsuya) October 26, 2019
これをつけるとたちまちイベントに参加している気分を味わえます。
大阪証券取引所4F「OSEギャラリー」
毎回参加し忘れていた大阪証券取引所のギャラリーを訪れました。
創設当時の貴重な記録が展示されています。以下、気になったもの。
旗振り通信
気送管用カプセル
北浜東・ルポンドシエルビル内「大林組歴史館」
大林組の歴史や手がけた建築など、パネルでわかりやすく紹介されています。
しかしそのパネルの中で一際異質なものが宇宙エレベーター構想。ここではスタッフの方に宇宙エレベーターの話を聞きました。以下、メモです。
・開発はしていない。構想段階。
・開発しようと思うと●兆円かかる。
・なぜ宇宙エレベーターについて構想することになったかまではわからない。→この根幹の部分がパネルに書いていないので、なぜ大林組がこれに取り組むのかはわかりませんでした。
肥後橋・日建設計大阪オフィス
クリティカルヒットでした。ここはCGスタジオだったんですね。
番外・肥後橋・calo
やはり肥後橋まで来たらここでカレーを食べたいです。
まとめ
ほかにも何軒か見て回ったのですが、あらら、残念というところもありました。
これは僕の考える「魅力的な生きた建築とは何か」の思考につながるのですが、自分が魅力的に感じる建物は、カタチがかっこいいとか、豪華とかではなく、中で働いている人の息遣いやおもてなしの姿勢が見えるかどうかだと思います。
上記から省いたところは、例えば建物に入館したものの、社員の方がスタンバイしているのになんのあいさつもないようなところでした。「ワークショップ体験」とか「グッズ」とか「パネル」とかコンテンツは充実しているものの、中の人の姿勢が見えない、オープンハウスといいつつ、オープンでないところは果たして魅力的なんだろうかと感じるのです。
逆に言えばこういった住民の目を養うことがこのイベントの意義なのではないかと感じました。